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2008年10月23日 (木)

★155+156+157:石井彰4with外山明!@お茶の水NARU。竹内直・松島啓之デュオ@Hot House@Hot House。林栄一・林正樹デュオ@Hot House

たぶん今までで一番長い記事ですm(_ _)m。
3つに分けようかと思ったんですが、自分の中では、この3つのライブは「一つの経験」になってしまっている希有な例なんで、好きなだけ長くさせて頂きます。
(携帯で読んでくださっている方、ごめんなさい)。

bell 08/10/17(金)@お茶の水NARU
 p石井彰 4 b佐藤ハチ恭彦 ds外山明 as池田篤

bell08/10/18 (土)@Hot House
HOT HOUSEスーパーDUO
 竹内 直(ts) 松島 啓之(tp) 

bell08/10/20(月)@Hot House
HOT HOUSEスーパーDUO
 林 栄一(as) 林 正樹(p)

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apple石井彰4
p石井彰 4 b佐藤ハチ恭彦 ds外山明 as池田篤

drama覚えている曲名
noteShouting (石井彰pen
noteEternal (Eternally?)
noteEvidence (Monk)
noteLouisa (Jobim)
notePaint my heart red (Keith Jarrett)

music"Paint My Heart Red" (Keith Jarrett)
("Mon Ceur Est Rouge ")
from The Tomorrow Show NY 1981

★素敵ですね。無重力にして抽象な石井さんのピアノにぴったりでした。

外山明さんshineが石井彰shineさんと一緒にやることがあれば、絶対また聞きたいと思っていました。(前回は安カ川さんとのトリオでした。)仕事があったんで、セカンドからでしたが、外山+石井の組み合わせはすごい化学反応impactだと、また思いました。ただ、正直なことをいうと、たぶん、石井+外山ペアーは、トリオの方が抽象性が濃厚になって、より魅力を発揮するのではないかと思いました。池田さんの演奏がどうこうというより、この組み合わせには、おしゃべりなフロントはない方がよいのでは、と思いました。ハチさんのベースと三位一体となるところをもっと見たかったし。石井さんという方がそもそも、言語的なフロントとは合わないのかな、などと思いました。日野さんのトランペットは言語的じゃないので、合っているように感じたのですが。……なんて、エラソーなことを書いてしまいましたm(_ _)m。大体こういう時は見当外れなんで、読み流してくださいm(_ _)m。

3rd Setで、外山さんのソロが佳境に入り、いつ終わるともなくイイ感じに長くなってきたとき、「あ、もうこれくらいでいいかな?」と外山さんsmile。客席は爆笑。このエキセントリックさが、好きです。ある意味重かったこの日の空気を、外山さんも感じていたのかな、と勝手なことを想像しました。

ハチさんのベース、聴く度にますます好きになります。ハチさんの旋律の特徴はなんと言ったらいいのでしょうね。独特だといつも思います。男が小声で歌いながら歩み去って行くような、というか。ボトルネックギターの旋律のようなフレーズもありつつ。音も覚えてきて、噛めば噛むほど味を感じます。


musicThelonious Monk - Evidence - Japan, 1963
Thelonious Monk (p) Frankie Dunlop (ds) Butch Warren (b) Charlie Rouse (ts)
http://www.youtube.com/watch?v=WHtZ66EcZnU
★この映像も凄いです! 埋め込み不可なので、クリックして↑行って見てみてください。。Charlie Rouseって、たぶん初めて聴きました。渋いですね。モンクが嬉しくなってダンスしちゃってます(^^;)。

そして、その翌日、Hot Houseで竹内直さんと松島啓之さんのデュオを聴きました。で、池田さんがやっておられた多分フリーと呼ぶべき演奏("Shouting")を思い起こし、いろんなことを考えてしまいました。

apple 竹内直・松島啓之デュオ

drama覚えている曲名(けっこう忘れてますm(_ _)m)
noteOleo (Sonny Rollins)
noteSweet Love of Mine
→教えて下さった方、ありがとうございますm(_ _)m。イイ曲ですねー。
noteUp Jumped Spring (Feddie Hubbard)
noteWhat's New
noteCreole Love Call (Duke Ellington)
noteSidewinder (Lee Morgan)
→最後のリクエストタイムで、自分のリクエストが大当たりしました(^^)v。よく当たるなー、と皆に呆れられつつ(^^;)。だって、直さんと松島さんの共通項といったら、Lee Morganでしょ。

musicSidewinder
Sidewinder - Bobbi Humphrey「Flute In」
Lee Morgan (tp) Bobbi Humphrey (fl) Billy Harper (ts) George Devens (vib, mar, per) Frank Owens (pf, el-p) Gene Bertoncini (g) Gordon Edwards (el-b) Jimmy Johnson (ds) Ray Armando (cga) Wade Marcus (arr)
Recorded at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, September 30 or October 1, 1971 Blue Note BST-84379

musicCreole Love Call
DUKE ELLINGTON, BLACK AND TAN FANTASY-CREOLE LOVE CALL-THE MOCCHE

★珍しい曲でした。

最後の方でそれぞれが1曲ずつソロをやったのですが、その時の直さんのインプロヴィゼーションの凄さは圧巻でしたsign03。インプロって何だろって、思っちゃいました。テーマは一応あって、ときどき戻るんですが(きっと有名なスタンダードでしたm(_ _)m)、例えば川嶋哲郎さんのインプロとは根本的に違うのです。演奏スタイル、個性という次元ではなく、「何をやることがインプロであるか」の概念自体が違う!フリーかどうかという問題ですらなく。

川嶋さんが頂点の1つを極めているに違いないインプロは、旋律とリズムを紡いでいく、時間をつむいでいくもののように感じます(音楽って、そもそもそういうものかもしれず)。旋律とリズム、タイムに導かれ、「時間旅行」に連れて行ってくれる。風景が見えたり、時空を超えたり。

竹内直さんのインプロは、まず情念impactありき。情熱とか感情とか情緒ではなく、「情念」がまずそこに燃えさかっている。怒りでもなく、喜びでもなく、「原初の情念」。聴いている方は、その渦typhoonに巻き込まれるのみ。「時間」が直線的にあるいは曲線的に伸び広がる感じ、というのが「ない!」。直さんの演奏が始まると、時間は一瞬で燃え尽きます。

終わったあと、常連にしてジャズにものすごく詳しい若いお客さんも、ちょっと考えこんでいた風でした。彼も、似たことを感じたのかもしれません。自分はそれこそ「直ラー」ですから(^^;)今までも直さんのソロは山ほど聴いてきたのですが、この日は特に、胃の腑に落ちてきました。ずどん、と。

この日濃厚に感じたエッセンスを、
いつも自分はあらゆる直さんのソロに感じていたのだな、と思いました。

…って真面目に分析するのも気恥ずかしいのですが、
間違いなくあの1曲は、今年一番の感動体験でした。
(曲名こんど聞いてこようっと(^^;))

apple林栄一・林正樹デュオ

お二人とも大好きなんで、この組み合わせを楽しみにしてきました。
井野信義さんといい、林さんと一緒に演奏する方は、完全に全体重を預けて、のびのびと演奏されますね。林栄一さんはこれで3回目でしたが、今までで一番「炸裂impact」されていたように思います。

曲はほとんど覚えていません。m(_ _)m。
この日は分からない曲が多かったせいもあります。

唯一覚えているのは、noteチュニジアの夜。
最後のリクエストタイムで、またしても自分のが当たりまして
この日も皆さんにワインをおごる羽目に(^^;)。
栄一さんの燃えるサックスで、この曲を聴きたかったのです。
最近では、峰厚介さんの珍しい粘っこいテーマ演奏が記憶に残っていますが
この日の栄一さんの演奏も負けずによかったなー。
栄一さんらしい、炸裂impactするサックスでした。

musicNight in Tunisia
***Steve Grossman Two Tenors Quintet***
Steve Grossman - Tenor saxophone
Valerio Pontrandolfo - Tenor saxophone
Alain Jean-Marie - Piano
Paolo Benedettini - String basso
Sangoma Everett - Drums
Recorded 10, 11 April, 2008 at Gregory's Jazz Club - Rome, Italy

★グロスマンで見つけました!グロスマン、まだあまり聴いたことないのですが、好きです。しかし、このライブハウスの雰囲気イイですね。リトアニアのKleipedaで行ったジャズのライブハウス↓を思い出しました。
(写真はクリックすると拡大します)

Baltic_countries_144

栄一さんのインプロもすごいです。
テーマなしで、何も決めずにお二人でインプロを2,3曲この日は演奏されましたが、どれもすごかった。めくるめく「時間旅行」に連れて行って頂きました。林栄一さんのソロは、炸裂impactするけれども、「時間軸」にはのっていると思いました。川嶋さんとはまた全然違うカラーのインプロですが。流れるのではなく、断ち切って、切り開いて行くような、というか。

この日の林正樹さんは、潤い系のきれいな演奏より、栄一さん色に染まった激しい演奏が多く。自分にとっては新鮮でした。勿論、「ジャパメンコ」をはじめ激しい元気な演奏曲もあるのですが、ここまで激しいプレイが多かった日は初めてでした。

終演後、栄一さんも他のお客さんたちも大体帰ったあとで、聴きにきていたPete Teoさんというマレーシアの歌手(ギターも弾く)の方が同国人の友人達二人を呼び(映画関係の方でした)、けっこう遅くまで飲みました。後からきた方達のために、林正樹さんは再び何曲かを演奏して下さり。すごくスペシャルなひとときでした。この日は発表会前最後のレッスンがあった日で、あまり出来がよくなくてやや落ち込んでいたのですが、やっぱり来て良かったと思いました(どうせ深夜は練習できないしね(^^;))。自分には到底近づけないほどすごい人たちだけど、少しでも分かるようになりたいし、自分でもジャズを演奏する醍醐味をちょっとでも味わってみたい、と思った夜でした。

さあ、サックス練習だ!
("The Birth of Hard Bop" のHank MobleyとLee Morganのテーマ演奏。改めて聴いてみると、かなり参考になることが分かりました。あとはPillingerかMeyerか、それが問題だ(^^;)。ま、無理してPillingerにはしないつもりですが。来年には吹けるかもしれないしね。)

次のライブは「林栄一・竹内直@Hot House」です。
生きて帰れるか、不安です。(^^;)。
大抵の人は、ひっくり返って泡を吹くそうです。(^^;;;;;;;

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コメント

私もあの組み合わせはシンプルのほうが好きかもしれません。

投稿: 8 | 2008年10月23日 (木) 20時25分

8さんshineおはようござます!!!

8さんもそう思われますか。

今晩お会いできるのかな?
お互い無事生還したいものですね。

投稿: うらら | 2008年10月24日 (金) 06時27分

こんにちは。W林の日にお隣に座っていたものです。濃く長く楽しい一夜でしたね。
実はこちらのブログ、ブクマして時折拝見しておりました。W林の後もなんとなく遊びに来て、あれ?もしや?と思いUpを待っていました(笑)。

10/20のセトリ、わかる範囲ですがこんなでした。

【1st set】
1. 即興
2. ???
3. You Don't Know What Love Is
4. Reel Alone (さがゆき)

【2nd set】
1. Children's Play Song (Bill Evance)
2. ???
3. カーニバルの朝 (黒いオルフェ) 
4. 即興

EC. チュニジアの夜


またどこかでお会いしましょう♪

投稿: shoko | 2008年10月25日 (土) 18時28分

shokoshineさん、こんにちは!!!

そうでしたか。あの時の方ですね!
ほんとに楽しい夜でした。

詳細なセットリスト、ありがとうございましたsign01
Reelin' Alone(千鳥足の栄一さんについての曲だということでしたね(^^;))をはじめ、タイトルを見て、いくつか演奏が蘇りました。

またよろしくお願いします。

投稿: うらら | 2008年10月26日 (日) 11時35分

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